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九段
2010-11-28 Sun 00:46
お久しぶりです。

天鳳で九段に昇段したらブログを書こうと思っていたのですが、
昇段間際で連ラスを引いたりしてモタモタしてしまいました。

今回、記事を書いているということは、
そうです、昇段しました。



syoudan1.jpg



             _,,..r'''""~~`''ー-.、
            ,,.r,:-‐'''"""~~`ヽ、:;:;:\
           r"r          ゝ、:;:ヽ
   r‐-、   ,...,, |;;;;|       ,,.-‐-:、 ヾ;:;ゝ
   :i!  i!  |: : i! ヾ| r'"~~` :;: ::;",,-‐‐-  `r'^! 
    !  i!.  |  ;| l|  ''"~~   、      i' |     イェ~イ
     i! ヽ |  | |    ,.:'"   、ヽ、   !,ノ
    ゝ  `-!  :| i!  .:;: '~~ー~~'" ゙ヾ : : ::|
   r'"~`ヾ、   i! i!   ,,-ェェI二エフフ : : :::ノ~|`T    比嘉さん見てるー?
  ,.ゝ、  r'""`ヽ、i! `:、   ー - '" :: : :/ ,/         
  !、  `ヽ、ー、   ヽ‐''"`ヾ、.....,,,,_,,,,.-‐'",..-'"
   | \ i:" )     |   ~`'''ー---―''"~



自分の所属している日本プロ麻雀協会では、
先輩の比嘉プロ曰く、まだ九段がいないとのことなので、
自分が協会初の九段になることができました。
(参考、日本プロ麻雀協会・比嘉秀仁(8段達成)の天鳳遊戯

そのこと自体は凄く嬉しいのですが、
現在、ASAPINさんという十段の方が、
限りなく天鳳位に近いところまで来ておりますので、
自分も九段で満足するわけにはいきません。

というわけで、「なめとん」さんの昇段シミュレーターを使って、
自分が十段、ひいては天鳳位になれる可能性を調べてみました。
(参考、なめとんの麻雀BLOG


kyuudann.jpg


まだ自分の鳳凰卓東南戦の試合数が580と決して多いとは言えないので、
若干確実性に欠ける部分はありますが、
自分が九段から昇段するのも降段するのもほとんど同じ確率と出ました。

二分の一で十段になれると思うと、夢も広がります。

ちなみに十段から天鳳位になれる確率は約二割でした。
自分が思ってた以上に、チャンスはありそうです。


seisekiki.jpg


相変わらず和了率と放銃率は、かなり悪い数値なのですが、
なんとかゲーム回しの戦術を駆使して頑張れているかな、といった感じです。

とりあえず九段になって一息つくことが出来たので、
またブログを更新していきたいと思います。
特にゲーム回しに関しては、書きたいことが多いですね。

天鳳のほうも引き続き、十段を目指して頑張ります。

これからも、ブログを読んでいただけると幸いです。



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一貫性の原理
2010-11-08 Mon 18:52
西一局

自分 24500

南家 24400

西家 26300

北家 24800


2010110601gm-00a9-0000-c87c6f85tw=0ts=13.jpg


三三六九(578)457西西白中  ドラ 六

西入して四人とも僅差の親番です。

誰かがツモって30000点を越えたらラスになるので、
自分がアガるために、かなり前のめりに打つ必要があります。

それは他の三者も同じで、ノーテン罰符が致命傷になる局面なので、
アガリとテンパイを目指して打ってくると思われます。


2010110601gm-00a9-0000-c87c6f85tw=0ts=14.jpg


三三三(778)456西西  ポン 中中中

中をポンして、七巡目にこの形。
今のところ他家の動きはありません。

(7)を切って両面に受けるか、
(8)を切ってシャボに受けるのかの選択です。

西と(7)は生牌で、(9)だけ一枚切れ。

少し考えて、自分は(8)を切ってシャボに受けました。

枚数だけを考えたら両面のほうが優秀ですが、
あえてシャボに受けた理由は二つあります。

まず、当たり前ですが打点です。
西が役牌なのと、シャボに受けると確実に符ハネします。

仮に両面に受けて西家から1500を出あがった場合、

自分 26000

南家 24400

西家 24800

北家 24800

次局は一本場でこのような点数状況になり、
誰かの満貫ツモが発生した時点で、自分はラスになってしまいます。
なので、この局面では1500点の出アガリは、そこまで価値がありません。

シャボに受けて(7)をロンすれば、2000点になります。
先ほどと同じように、西家から出アガリと仮定すると、

自分 26500

南家 24400

西家 24300

北家 24800

という感じになり、誰が満貫をツモった場合でもラス落ちはしません。
この差は、かなり大きいと思います。

もちろん、西でアガれれば3900点なので申し分ないですね。


シャボに受ける、もう一つの理由は場況です。
最初に述べたとおり、この局は全員が前に出てきます。

全員が前に出てくる局において、字牌のアガりやすさは跳ね上がります。

西は生牌なので、安牌としても微妙ですし、
仮に手牌の一枚残していたとしても、他の部分が進行すれば切るでしょう。

西が役牌とはいえ、絞っていたらノーテンになる恐れがあり、
誰かが対子で持っていない限り、場に出る可能性はかなり高いです。


2010110601gm-00a9-0000-c87c6f85tw=0ts=15.jpg


それから四巡後、(8)を持ってきて、先ほどと同じ手牌になりました。
今度はシャボに受けずに、両面に受けます。

両面に受けた理由ですが、
西の出アガリに期待が出来なくなったからです。

先ほどシャボに受けた局面では、西の所在がわかりませんでしたが、
捨て牌の三列目に入るぐらいの終盤で場に一枚も見えないということは、
誰かが対子で持っている可能性が、けっこう高いです。

この場況で一枚だけ手牌で浮かして持っているというのは、考えにくいですね。
山にあったとしても、三列目で役牌の生牌は簡単に切られるものではないです。
前に出る必要がある局面ですが、振った瞬間ラスになる牌は出しにくいかと。

西のアガリが期待出来ないということは、
打点・待ちともに悪くなるので、シャボに受ける理由が薄くなってしまいます。

そのような理由で、今回は両面に受けました。

「迷っていたから、やっぱり両面にした」というわけではなく、
「現在の場況なら、両面のほうが優秀」と判断しただけです。


2010110601gm-00a9-0000-c87c6f85tw=0ts=16.jpg


このような手順を踏むと、
「さっきはシャボだったのに、一貫性が無い」
というような意見も出てきそうな気がします。

一昔前の戦術書だったら、確実に悪い手順として載っていたはずです。

自分は、麻雀において「一貫性」というのは不要だと思っています。
どちらかというと、悪いイメージのほうが強いです。

場の状況にマッチした柔軟な打牌を心がけたいですね。



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供託について
2010-11-04 Thu 06:31
東三局 二本場 供託、千点

東家 21600

自分 26500

西家 23500

北家 27400


2010103102gm-00a9-0000-131761c4tw=3ts=3.jpg


三六七七(2)33678南北白  ドラ(5)

供託があるときは、基本的にスピード重視で打つことが大事です。
どんなアガリに対しても供託の価値は変わらないので。

本場に関しては振り込んだときの失点にも加算されますが、
供託は自分が振り込んだとしても点数が上乗せされるわけではありません。
なので、多少は前のめりに打つほうが期待値が高くなります。

手牌が上手く進行して、六巡目にはイーシャンテンになりました。

三r五六六七七2346788

ダマでも満貫がみえる、期待できそうな形です。


2010103102gm-00a9-0000-131761c4tw=3ts=4.jpg


が、すぐに8が出たのでチーしました。
打点は大幅に下がりますが、鳴いたほうが得だと思います。

先ほど述べたとおり、供託がある場合はスピードが大切です。
自分の手はメンゼンで進めると、意外に時間がかかります。

両面が二つ残ってて手広いイーシャンテンとはいえ現在の形からだと、
テンパイになる牌は、三・四・五・六・七・八・5・8の八種23枚です。
そのうち亜両面以上のテンパイになるのは、四・六・七を除いた五種15枚ですね。
(場に出ている一枚の8は除いてます)

その後の変化次第では更に手広いイーシャンテンになりますが、
それよりも鳴いて、自分の手の中で最も優秀な五-八待ちのテンパイに取りたいです。
打点は2000点が確定しますが、二本場と供託がついて3600点になります。


2010103102gm-00a9-0000-131761c4tw=3ts=5.jpg


8をチーした二巡後に下家から八が出て、アガれました。

これで次局の点棒状況は、こうなります。


東四局

北家 21600

自分 30100

南家 20900

西家 27400


東三局のときと比べて、ラスを回避できる確率がかなり高まっています。
2000点をアガっただけですが、やはり本場と供託は大きいですね。

自分がアガることで、他家が供託を取るというケースも防いでいます。
局を進めつつ供託を回収するという技術は重要だと思います。

供託がある時と無い時の打ち方がほとんど変わらないというのは、
期待値的に、かなり損なのではないでしょうか。


kkk.jpg


雀荘モードは銀卓がオープンしましたが、
いまいちモチベーションがあがらなかったので、段位戦に戻ってきました。
上位卓のメリットがはっきりしてきたら、また雀荘モードを打つと思います。

今月中に九段になれるよう、頑張ります。



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 akinari0の天鳳ドンジャラ日記