2010-12-25 Sat 15:53
日本麻雀ブログ大賞2010決勝ブロックの投票が開始されました。
といっても既に投票開始から一日以上経過しているので、 実際の投票期間は、あと半日ほどですが。 ![]() 25日の深夜まで投票出来ますので、 もしよかったら応援よろしくお願いします。 Wブロック投票所 ↑自分はWブロックの二番目です。 正直、最終決戦まで残れる可能性はかなり低いのですが、 負けたとしても投票してくださる方がいることは本当に嬉しいです。 南四局 自分 26100 南家 18200 西家 26700 北家 29000 ![]() 二四四五(167)7東南白白中中 ドラ 東 配牌で役牌が二つ対子なので、それを活かしてアガりに向かいたいですね。 打点的にはドラを重ねる必要がないので、早めに東は切ります。 ![]() 二三四四五(77) ポン 中中中 ポン 白白白 首尾良く白と中を鳴き、三六待ちのテンパイ。 三をツモることが出来れば、テンパネで1300オールとなり、 30000点条件を満たすのでトップで終了できます。 ![]() テンパイしてから二巡後、上家から(7)が出ました。 自分は、これを鳴かずにスルーしてしまうのですが、 正直、非常に温かったと思います。確実にポンの一手ですね。 というのも、(7)をポンすれば、 二五のノベタンになり、ツモった場合でもロンの場合でも3900で、 30000点に届くので、一回のアガリでトップを決めることが出来ます。 言い訳というわけではないのですが、(7)をポンすれば、 3900になるということには(7)が出る前から意識していました。 場には(6)が四枚見えていて、 (7)を鳴かずに安牌として抱えておくほうが良いのではないか、 という判断をしたというのが、鳴かなかった大きな理由です。 しかし、改めて考えると安牌を抱えておく必要はほとんど無いですね。 現状、自分は三着目ですし、ラス目の下家にもマンガンまでなら振っても、 西入するので、即終了という可能性は少ないです。 安牌を抱えておくメリットと、一回のアガりでトップになれるメリットを比較したとき、 明らかに後者のほうが価値が大きいにも関わらず、 (7)を鳴かずにスルーしたというのは、とてもマズイです。 ![]() 一枚目の(7)が出た二巡後に再び(7)が出たので今度はポンをし、 ツモアガることが出来て、なんとかトップを取れましたが、 自分が判断ミスをしたことには変わりなく、非常に反省の残る一局でした。 _ , ,- -v- - 、 _ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ .(::(:::(::::/ ̄ ̄ ̄ ̄\::::::):::)::) (::(:::(:::)/・\ /・\(:::):::)::) .(::(:::(:::)  ̄ ̄  ̄ ̄ (:::):::)::) (::(:::(:::) (||||人||||) .(:::):::)::) 反省してまーす .(::(:::(;;;) \ | .(;;;):::)::) (::(:::(::::\ \_| /::::):::)::) (::/ ̄| ̄|\ ||||||| /| ̄| ̄\::) | .〉 |人\_/入| 〈 | | | .| | ヽ_/. | | | | トップだった半荘からも反省点や改善点は多く見つかることもあるので、 結果だけに満足せず、牌譜を見返して検討して次に活かすことは重要だと思います。 ![]() ↑クリック、感謝します。 スポンサーサイト
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2010-12-22 Wed 15:16
日本麻雀ブログ大賞2010の予選が終了し、
自分はワイルドカードという形で予選を通過することが出来ました。 (参考、日本麻雀ブログ大賞2010) ![]() 投票してくれた方、本当にありがとうございます。 近いうちに決勝ブロックの投票が開始されるので、 引き続き応援してしていただけると、幸いです。 東四局 東家 24100 南家 9600 西家 27400 自分 38900 ![]() 二巡目、南家がかなり長考してから一をポン。 鳴くのに長考したということは、それなりの理由があると考えられます。 南家は、かなり点差の離れたラス目なので打点を必要としています。 この局はドラが自風の南なので、対子以上でもっている可能性が高そうです。 さすがに三着目が親番とはいえ、千点や二千点の手を狙いにくるとは思えません。 さらに南家は一巡目に九を切っており、染め手も考えづらいです。 トイトイなどの可能性もありますが、もしトイトイが明らかに見えている手牌であれば、 一をポンするのに、そこまで長考はしないでしょう。 すでに南が手牌に暗刻である場合も、鳴くのにためらわないと思います。 という読みから、南家はドラのバック狙いということになります。 「絶対そうだ」というわけではないですが、ほぼ確実だと思います。 二巡目に長考してから、一をポンするということは、そういうことです。 ![]() その二巡後、自分がドラの南を持ってきました。 先ほど、南家には南が対子であると読みましたが、 ここはあえて鳴かせるために、ドラをツモ切りします。 というのも、上記の点数状況を見てもらえればわかると思いますが、 ラス目が大きく離れていて、上三人は比較的競っているという状況です。 二着目三着目からすると、ラス目が離れていることにより、 あまりプレッシャーを感じることなくアガリに向かうことが出来、 結果的に自分のトップが捲くられてしまう可能性が高いです。 しかし、ここで南家がマンガンをツモった場合、南一局は、 東家 20100 南家 17600 西家 25400 自分 36900 (席は東四局のもの) という感じになり、今度は下三人が競るという状況になります。 下が競ってくれることで、大物手よりも、 暫定順位を上げるような点数の低いがアガリが増えます。 トップ目が楽になる展開ですね。 そのような理由により、南を鳴かせるつもりでツモ切るのが良さそうです。 ここで南家が南を鳴いて困るのは、間違いなく自分より脇の二人なので。 というか、南を切るならばこのタイミングしか無いですね。 南を抱えて自分の手牌が腐ってしまうのも良くないですし、 数巡後にテンパイしたと同時に南を切って、それが振り込みになる可能性もあるので。 南家の手牌が整ってない今が、一番のチャンスです。 天鳳はラス回避ゲームなので、ラス目が浮上してくるのが怖い、 という考え方もあると思いますが、この点差ならばそこまで心配ないです。 トップを取れる可能性が高まることのメリットのほうが大きいと思います。 鳴かせたあとは、基本オリに向かいますが、 自分の手も 三四五(23999)344西西 というイーシャンテンなので、 手なりでアガれそうならば、アガリを狙います。 南を鳴いた時点ではテンパイの可能性が低いので、 南家がツモ切りを繰り返している時点では、まだ安全です。 もちろん、自分がテンパイしてもリーチはかけません。 役無しですが、ダマでツモあがりを狙い、 少しでも危険な牌を引いたら、迷わず撤退する構えです。 ![]() 自分がトップ目のときは、誰にアガってもらうのが良いか、 ということを考えるのが重要になってくると思います。 アガったあとの点数状況や展開を予測するのも必要ですね。 もちろん自分がアガるということが最善なのですが、 手が入らないことも多々ありますので。 ![]() ↑クリック、感謝します。 |
2010-12-20 Mon 00:56
日本麻雀ブログ大賞2010の投票受付が開始されました。
![]() 自分はBブロックの四番目にエントリーしています。 一日一回投票が出来るので、よかったら応援よろしくお願いします。 (投票は、コチラから出来ます) 男性プロとしては唯一の参加なので、頑張りたいですね。 まぁ、頑張るといっても結果を見守るしかないのですが。 Bブロックは強豪揃いなので、なんとか予選突破できたら嬉しいかと。 あと、唯一の本名参加です。若干、恥ずかしいです。 今回は投票のお願いだけで記事を終わらそうと思っていたのですが、 一ヶ月ほど前に打った天鳳で気になった部分があったので少しだけ書きます。 東三局 東家 24500 自分 46800 西家 2200 北家 26500 自分としては、この局で西家が飛んでくれる展開が理想ですね。 親が2600オールや4000オールをツモってくれると助かります。 この点差だと、大体トップは堅いのですが、 長引くと何が起こるかわからないのでトビ終了を意識するのは重要です。 ![]() 自分の最後のツモ番で2を持ってきて、 クイタンのみ、300・500のアガリ。 が、これはアガらないほうが良いと思うんですよね。 というのも前巡に自分が切った(8)に対して、 西家が合わせるように手の内から(8)を切ってきました。 (8)を切るスピードがノータイムだったので、 これは降りてノーテンの可能性が高いという風に考えました。 点数状況的に降りる可能性は低いのですがゼロではありません。 降りてないにしても、まだノーテンの可能性は高そうです。 もし西家がノーテンならば、三人テンパイで飛ばすことが出来ます。 万が一テンパイだったとしても、 自分もテンパイを維持出来ているので問題はないです。 300・500をアガって、いたずらに局を進ませるよりも、 なるべく西家に親番を渡さず挽回のチャンスを与えないほうが大切かと。 ![]() 実際には二人テンパイだったので飛ばすことは出来ませんでしたが、 これで西家の持ち点は700点となりました。 点数的に競っている北家と東家も、西家を飛ばして二着を狙うと思われるので、 自分がトップで終われる可能性が非常に高いです。 6000オールのときだけは捲くられてしまいますが、 この点数状況で6000オールを狙う人は少ないでしょう。 今回の状況は、誰かを飛ばすためにアガらなかったという意味合いが強いですが、 残りツモがほとんど無い状態で安手をアガったときは、 ノーテン罰符の収入のほうが多い可能性もあるので、他家の状況を読むことが重要です。 まぁ、大体アガったほうが良いのですが。供託や本場があれば、なおさらですね。 ![]() ポイントとレートが少しずつですが、復活してきました。 まだ、それでも九段の原点に届いてないので厳しいですね。 最近、赤なしの右2を予約していることが多いです、 予約状況が一人になっていたら大体自分なので、情けで押してください。 一時間待っても立たなかったりして少し寂しいです。 ![]() ↑クリック感謝します。 |
2010-12-16 Thu 13:37
先日、「赤なし研究会」というものに参加しました。
(参考、【告知】赤なし研究会、はじめます) 自分は、競技麻雀で赤なしを定期的に打っているので、 おそらく他の方よりは、赤なしが好きだと思います。 まぁ、好きなだけで精通してるとは限らないのですが。 今回の研究会では、気の利いたことが全く言えなかったですね。 一応、顧問の先生という立場だったのですが、本当にダメでした。 とりあえず、自分はスカイプで普通に話せる環境で生活していないので、 もし今度研究会をするならば、チャットのほうが良いかもしれません。 そんなわけで、今回は赤なしでの実践譜を取り上げてみます。 ![]() 東南戦 赤なし 東一局南家 一三(345679)11東東南 ドラ(9) まず、この配牌から考えることは何でしょうか。 自分の場合、少し無理をしてでもマンガンを作ることを意識します。 赤なしの場合は、マンガンをアガって先制することが、 大きなアドバンテージとなり、ラス確率が大きく下がります。 赤有りに比べて、高打点になる機会が明らかに少ないので。 この配牌からは、 「ホンイツ東ドラ1」 「東ドラ3」 「リーチツモ東ドラ1」 「リーチツモ一通ドラ1」 などの、マンガンが見えます。充分にマンガンの材料がありますね。 手なりで進めて、2000点あたりをアガってしまうのは損だと思います。 配牌からの想像力と構成力が、赤有りに比べて必要になってきます。 ただ、マンガンを狙うといっても、 絶対にマンガンじゃないとダメ、というわけではありません。 例えば、 (23456799)11 ポン 東東東 ドラ(9) このような手牌になって、1でアガるのは全然良いと思います。 高めでマンガンの可能性があれば、充分です。 ![]() (223456789)南 ポン 東東東 ドラ (9) 東をポンしてピンズが伸びて、このような形になりました。 ここで大事なのは「何を、どのように鳴く」かということです。 ピンズは何を持ってきてもテンパイという良形ですが、 鳴いてテンパイを取ることも強く意識しておかなければいけません。 この手牌からだと、 (1)チー ・・・ 南待ち (2)ポン ・・・ (369)待ち (4)を(56)でチー ・・・ 南待ち or (25)待ち (5)を(34)でチー ・・・ (47)待ち (7)を(89)でチー ・・・ (258)待ち (8)を(79)でチー ・・・ (7)待ち (8)をチーしたときだけ待ちが微妙ですが、 その後の変化もあるので、そこまで悪くないです。 序盤ならば鳴かなくても良いと思います。 上記の鳴き方は、場にピンズが出てから考えるのではなく、 この形になった時点で、全て想定しておかなければいけません。 ネット麻雀だと、「鳴きますか?」という表示が出ますが、 リアル麻雀だと止まってくれないので、特に大事ですね。 ![]() (2234567899) ポン 東東東 ドラ(9) ドラの(9)を持ってきて、テンパイしました。 待ちは、(2)と(9)のシャボです。 テンパイしたからといって、気を抜いてはいけません。 この手牌は、ここからが本番なのです。 正直、(2)とドラの(9)のシャボは良い待ちではありません。 枚数も少ないですし、片方がドラなので出にくいですね。 なので、この手牌から鳴いて形を良くすることを意識します。 (1)チー ・・・ (369)待ち (3)チー ・・・ (14)待ち (4)を(23)でチー ・・・ (369)待ち (5)を(34)でチー ・・・ (47)待ち (6)を(78)でチー ・・・ (147)待ち (7)を(89)でチー ・・・ (258)待ち アガリ牌である、(2)と(9)以外では、 ほぼ全ての牌を鳴くことによって形がよくなります。 打点もマンガン以上は確定していますね。 ドラを使い切れば跳マンまで狙えますが、 東一局でのマンガンと跳マンの価値は、それほど変わりません。 アガリやすさのほうが、かなり重要です。 自力でピンズを持ってきた場合は、良形に変化させることが出来ても、 鳴いて変化させようという意識を持っている人は、意外に少ないと思います。 特に、既にテンパイしている状態だと鳴きをためらう人が多いですね。 テンパイしたからといって、そこをゴールを思っている人と、 そこから鳴いて良形に変化させようと思っている人では、 長期的な成績に大きな差がつくはずです。鳴きのイメージは、重要です。 特に染め手の場合は、有効なことが多いですね。 ![]() 前回の記事でも触れましたが、日本麻雀ブログ大賞2010にエントリーしました。 (参考、日本麻雀ブログ大賞2010) さすがにグランプリを取れるとは思ってませんが、 自分の存在と、日本プロ麻雀協会のことを少しでも知っていただければ幸いです。 あわよくば、天鳳のチケットが当たればいいなと思ってます。 ![]() ↑クリック感謝します。 |
2010-12-14 Tue 01:54
麻雀ブログ大賞2010にエントリーするので、
過去の記事をまとめたものを作ってみます。 (参考、日本麻雀ブログ大賞2010) どうやってまとめれば良いかわからないので、 このきーさんの書き方を参考にしようかなと思います。 (参考、もう天鳳しか見えない) 他の方の書き方を参考にしている時点で、 自分のグランプリは消えたと言って間違いないでしょう。 「ハンドルネーム」 菅野明成(カンノ アキナリ) 天鳳IDは、akinari0 ツイッターのIDも、akinari0です。 だいたい、麻雀のことをつぶやいてます。フォロー歓迎します。 「麻雀歴」 役と点数計算を覚えてから、一年半ぐらい 天鳳歴=麻雀歴です。 「麻雀観」 どちらかというとデジタルだと思いますが、 基本的に自分の得になる打牌を心がけています。 流れという概念は、今のところありません。 人の打牌に対して「ありえない」とか言うのは嫌いです。 「ブログの内容」 自分は日本プロ麻雀協会に所属していますが、 競技麻雀のことよりも、天鳳のことばかり書いています。 とりあえず、笑えるような愉快なことは書いていません。 基本的に、思考の過程や細かい戦術を文章にしています。 まだブログを開設してから半年も立っていないので、 記事数も少ないですが、どうかよろしくお願いいたします。 名前だけでも覚えて帰ってください。 ここからは、自分の独断で過去の記事のまとめです。 気に入っている記事をチョイスしてみます。 「リアル天鳳」 天鳳をネットではなく、実際にやってみました。 「役満で飯は食えない」 いまだに役満は三種類しかアガったことがありません。 「続・役満で飯は食えない」 役満を好きな人からしたら、ありなえいって言われそう。 「友を失い、点棒を得る」 順位戦ならではの打ち方だと思ってます。 「親リーチとかマジ勘弁」 手牌がバラバラでも、意外にやることはあるかと。 「ミニモニ数え歌」 呼吸をするように、ドラの枚数を意識するのが良さそう。 「ある意味ベスト」 誰かに麻雀を教えることは、本当に難しいです。 「両極端は一致する」 天鳳はオーラスまでやることが多いのが、面白いですね。 「プッシュ大統領」 押したほうが結果的に安全なことも多々あります。 「赤無しック天国」 天鳳の赤無しは競技麻雀に近いので、比較的慣れ親しんだルールです。 「アカナシックレコード」 相変わらず、右2は全く立っていません。 「二段階右折」 跳マンを羽マンと書いてますが、内容は気に入ってます。 「スタイル・カウンシル」 麻雀で追い込み型は印象が強いけど、勝ち味が薄いですね。 「時間を稼ぐのはいいが」 リーチすることで、逆にアガリ確率が高まったり。 「九段」 単純に嬉しかったので。 もともとの記事数が少ない割に、えらく多めにチョイスしてしまいました。 最近は更新頻度が落ちていますが、 ブログ大賞をきっかけに、もう少しペースを上げたいと思っています。 せっかくの機会ですので、多くの記事に目をとおしてもらえたら幸いです。 ![]() ↑クリック、感謝します。 |
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