南2局
東家 16400
自分 30500
西家 27600
北家 25500

二四六八(3334)2南白中中 ドラ 8
ラス目が親の南2局。
この局をしのげばラスの確率が大きく下がる。
早くアガりたいのと同時に、
親が攻めてくるのは確実なので守備とのバランスも取りたい局面。

二四六八(33344)白 ポン 中中中
早々と中を仕掛けた五巡目。
下家が切ってきた(4)に対してどうするか。
意見が分かれるところかもしれないが、自分は鳴く。
鳴く理由としては、二つある。
まず、イーシャンテンとはいえ残った形が悪い。
鳴くことで有効牌を大幅に増やすことが出来る。
最終的な待ちは悪くなりそうだが、単騎への切り替えも出来る。
たいしたメリットではないが、トイトイの変化もある。
次に、最初のほうに述べた守備とのバランス。
(4)をポンしたあとでも、手牌の(3)が安牌になりやすい。
現状で(4)が三枚見え、(3)も三枚使っているので、
誰かからの攻撃が入ったときに比較的しのぎやすくなる。
もちろん完全な安牌というわけではないが、
比較的安全な牌で3巡をしのげるというのは大きい。
もし仮に手牌が、
二四六八(33444)白 ポン 中中中
だった場合、(3)が出ても鳴かない。
守備に関して完全にノーガードになり、
残った形もさほど良くないので、鳴くメリットは少ない。
鳴いたあとの手牌の安全度に対する意識はとても重要で、
鳴いたらアガらなければいけないという考えは、
麻雀に勝つためにおいては不必要だと思っている。

巡目が進んで、下家がリーチ。
さきほどの予定どおり、すでに(4)が四枚見えていて、
ほぼ安牌となっている(3)を切って降りる。
二を切ってテンパイを維持しながら凌ぐことも出来るが、
親以外があがることは歓迎の場面なので、
ぶつかりあうことを避けて、安全度を重視した。
12月に、自分が所属している日本プロ麻雀協会の、
雀竜位戦B級が行われます。
前回の雀竜位戦では、自分はA級からの参加だったのですが、
次点で降級してしまい、今回はB級からとなります。
最終日、降級が決まった帰り道少しだけ泣きました。
それぐらい、気持ちが強かったんだと思います。
今回はどんな結果になろうと泣くことはないと思いますが、
結果に対して貪欲でありたいです。頑張ります。